復興コンサート
2016年3月
ベルギー在住のバイオリニスト、堀米ゆず子氏が2016年3月11日フラジェ・コンサートホールで、世界屈指の音楽家の賛同を得て、今年も復興コンサートを開催する。
音楽は国境・時を超えて人の心に語りかけると信じる堀米氏とその仲間。音楽を通して「ベルギーの思い」を被災地の人に届けたいという熱い思いの演奏は今年も大きな感動を呼ぶことだろう。
日時:3月11日(金曜日) 20時
場所:1 , Place Sainte-Croix , 1050-Bxl
出演者:堀米ゆず子(バイオリン)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)等多数
プログラム:ブラームス作曲:ホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40、ラフマニノフ作曲:チェロとピアノのための歌曲、山田耕筰作曲:赤とんぼ等
料金:大人35€、学生10€
チケットはオンラインでも購入できる
Tickets Flagey
音楽家紹介:
☆堀米ゆず子
1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで、日本人初の優勝の快挙。以来ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねている。
2010年には、最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2010ベスト・ソリスト第1位に選出された。現在、ブリュッセル王立音楽院教授。
使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。
☆マルタ アルゲリッチ
アルゼンチン生まれ。現代最高のピアニストのひとり。 ブゾーニ、ジューネーブ、ショパンコンクール優勝後、世界の著名オーケストラや 指揮者、フェスティヴァルより招待されている。室内楽活動も盛んに行っておりマイスキー、クレーメル、フレイレと定期的にデュオを行っている。
また別府、スイス ルガーノにて自身の名を関した音楽祭を開催し、若手の育成にも力を入れている。
フランス政府芸術文化勲章 オフィシェ、ローマ サンタ チェチーリア協会員 グラミー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、旭日小綬章 受賞。
☆ミッシャ・マイスキー
ラトヴィア共和国リガ生まれ。現代を代表するチェリスト。 ロストロポーヴィッチ、ピアティゴルスキーの両巨匠に師事した唯一のチェリストとしても知られる。リサイタルはもとよりバーンスタイン、メータ、ムーティをはじめとする名指揮者との共演、アルゲリッチ、キーシン、クレーメルなどとも数多く共演している。