ラルース・フランス料理小事典によれば、マヨネーズとは卵黄と油をベースにして白くなるまでかき混ぜた冷たいソースとある。マヨネーズ・ナチュラの材料は、ひまわり油、新鮮な卵黄、マスタード、酢、塩、砂糖で作られ、添加物、保存料、着色剤は一切使われていない。

今から75年前、ブリュッセルの魚屋、フィリップさんが作って売っていた自家製のマヨネーズは、すぐ完売になるぐらい美味しかった。フィリップさんは魚屋から転職。「ナチュラ」ブランドのマヨネーズを売り出し、知る人ぞ知るという通のマヨネーズとなった。

家族内の後継者がいなく、大企業の傘下に入りかけていたナチュラを、その味に惚れ込んだ若い実業家が買いとり、2012年、再スタートした。従来からのマヨネーズやドレッシングに加え、わさび味やカレー味など現代人の嗜好に合わせたバラエティーも人気だ。

バーベキュー大好きベルギー人は焼いた肉やソーセージにベルギー独特のソース「アンダルース」、魚には「ベアルネーズ」をつけて食べる。ドレッシング類は、サラダ以外にも応用がきくので重宝する。自家製のマヨネーズを作る時間がないときお試しあれ。尚、ロブの全ての冷製のサラダ（カニやエビのマヨネーズ和えなど）はナチュラを使用。ロブや高級エピスリー、一部のスーパー、肉屋に置いてある。

例：La Moutonnerie

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    Pistolet Original 

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