ベルギー国立料理学校のレシピ ③
魚の紙包み焼き Poisson en papillote
2017年2月
前菜として習った料理ですが、魚を少し大きめにしてありますので、メインに。
身の締まったアンコウが美味しいですが、他の白身魚でも結構です。野菜もニンジンやセロリなどお好みでどうぞ。白ワインと生クリームを大サジ1ずつ加えるだけの、超簡単な料理です。
材料 (4人分) | |
アンコウ(lotte)(約150g) | 4切れ |
トマト |
2個 |
ポロネギ(白い部分) |
2本 |
生クリーム |
大さじ4 |
ドライの白ワイン |
大さじ4 |
レモン |
4切れ |
オーブン用の紙(約35cm×40cm)(またはアルミホイル) |
4枚 |
卵白、バター |
適宜 |
【作り方】
1. オーブンを180℃に予熱する。
2. アンコウの皮を剥き、塩、コショーをする。トマトは皮と種を取り除き、サイの目に切る。ポロネギは長さ約3㎝の千切りにする(他の野菜を加える場合も同様)。
3. オーブン用の紙にバターをうすく塗り、魚を紙の中心より少し上に置く。その上にトマト、ポロネギを載せ、生クリーム、白ワインを各々大サジ1ずつかける。
4. 卵白を溶きほぐし、③の紙の周りに1㎝幅に塗る(卵白が糊の代わりとなり、包み口が開かない)。紙の上下の切り口を合わせ、端からしっかりと閉じていく。
5. 天板に薄く油をひき、④を載せ、紙の上にも少し油をたらし、オーブンで約20分焼く。紙が膨らみキツネ色になり、良い匂いが漂ってきたら出来上がり。
6. スフレと同じで、長く置くと紙がしぼんでしまうので、食卓にすばやく供する。ナイフで紙包みを破り、香りを楽しんだらレモンをかけていただく。
☆:みじん切りのエシャロットを白ワインで煮て、野菜が柔らかくなったら生クリームを加え、少し煮詰めてから漉して、予め白ワインソースを作る。それを③で使うと風味が増す(分量は1包みに対して大サジ2)。