Wittamer
ヴィタメールの季節限定の「友好150周年」菓子
2016年8月
フラワーカーペット展
2年に一度グランプラスで開催されるフラワーカーペット展は、世界中から観光客が訪れるベルギーが誇るイベントだ。2016年のテーマは、日本とベルギーの「友好150周年」を記念して「日本」が招待国となった。カーペットのテーマは「花鳥風月」。1800㎡の広場いっぱいにベゴニアで描き出された日本の美に、人々は喝采を惜しまなかった。
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季節限定菓子「秋」
ベルギー王室御用達のパティスリー&ショコラトリーのヴィタメールは、「友好150周年」を記念して8月10日から期間限定でチョコレート菓子「秋」を販売する。
「秋」は1989年に開催された「ヨーロッパリア日本」の際に創作されたもので、カリブ地方製のチョコレートムースに日本酒風味の生クリームとマロングラッセでアクセントがついている。24€/4人分。チョコレート部門ではマロングラッセのピューレ入りのプラリネが発売された。
ヴィタメールは神戸に本社を持つ洋菓子店エーデルワイスと業務提携を結び、1990年大阪にその第一号店を開き、現在「ヴィタメール・ジャポン」の名で神戸、東京、名古屋、横浜などに20店舗展開している。
ヴィタメール・ジャポンは定期的に日本人パティシエを本店に派遣して研修させているが、生産はすべて日本である。オーナーシェフのポール・ヴィタメール氏いわく「他の同業者の様に冷凍品を空輸する気はありません。訓練した優秀な日本人パティシエが作るパティスリーは当店と同じです。ただし日本人の方は甘さを控えたケーキをお好みなので、レシピは多少変えてあります」。
La maison Wittamer
6-12-13, Place du Gand Sablon
1000 Bruxelles