ボナペティ1月号2016年 ミシュランガイド本2016年

Michelin Belgique et Luxembourg 2016
Michelin Belgique et Luxembourg 2016

 

Michelin Belgique et Luxembourg 2016

 

ミシュランのレストラン・ホテルガイド本2016年が12月14日発表された。

今回は新2つ星が3軒、新1つ星が10軒という、かつてないほど一挙に多くの星がついた。3つ星は今年もブリュッセルやワロニー地方には出現せず、フランダース地方の3軒が維持している。特にブリュージュの「ド・カルメリットDe Karmeriet」は、3つ星を維持して20年という快挙で、ミシュランから特別に祝辞を受けた。

 

今年で60版目を迎えたミシュラン・ベルギー&クルセンブルグ2016年には、1769軒の住所が掲載され、ホテルが655軒(内民宿126)、レストランは1114軒、ビブグルマンは117軒(内新アドレス33軒)ある。

 

3軒

De Karmeliet(Brugge),  Hof van Cleve(Kruishoutem), Hertog Jan(Zedelgem).

20軒

(内新しい店3軒)

新店

 

 

 

 

 

 

la Villa in the sky(Bruxelles)

 

 

 

 

 

 

The Jane(Antwerpen)

 

 

 

 

 

 

d'Eugénie à Emilie(Baudour)

117軒

(内新しい店10軒)

新店

 

 

 

 

 

 

Alain Bianchin(Overijse)

★「Alain Bianchin」の記事は当ボナペティオンライン2015年5月号に掲載。ここで書いたことを裏付けるように、シェフは星を取り、その実力をまた見せてくれた。

http://www.bonappetitonline.org/レストラン-ショップ-restaurant-shop/アラン-ビアンシャン-2015-05/

 

Alexandre(Bruxelles), Bistrot du Nord(Antwerpen), dEssensi(‘s-Gravenwezel),

Danny(Maasmechelen), le Pilori(Ecaussines-Lalaing), le comptoir de Marie(Mons),

Philippe Fauchet(Saint-Georges-sur-Meuse)

 

Favaro(Bourglinster),Guillou Campagne(Schouweiler)←この2軒はルクセンブルグ。 

 

ミシュランの説明に依ると、星の評価は純粋に皿の上(料理)にあり、①素材の質、②独創性があり個性が出ている、③高度な技術と風味の良さ、④コストパフォーマンス、⑤常に一定した料理の質などを検討し、合議制にもとづいて決定され、ダイニングの雰囲気やサービスは別に検討されるそうだ。

 

当日はシェフやその家族をはじめ、続々と集まる関係者で広い発表会場はたちまち埋まり、緊張の内に発表が待たれた。次々と発表される星ごとに上がる歓声と喝采。最高潮に達した3つ星シェフの発表後は、ホテル学校の生徒が大勢の人の間をぬってサービスするシャンパンと料理でお祭り騒ぎは幕を閉じた。写真でその雰囲気をどうぞ。

写真左から→開場前、招待客入場、インタビューを受ける二つ星のDe JonkmanのFilip Claeys、20年間3つ星を維持するDe Karmeliet のシェフGeet Van Hecke、三つ星Hof van CleveのPeter Goossens。

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写真左から→三つ星De KarmelietのGeert Van Hecke、三つ星Hertog、JanのJoachim Boudens、全員の総合写真、Peeter Gosse(Hof Van Cleve)。

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写真左から→Geet Van Hecke(De Karmeliet)、Joachim Boudens(Hertog Jan)、Nick Bril(The Jane)、Alexandre Dionisio(La Villa in the sky )、Alain Bianchin(Alain Bianchin)。

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写真左から→魚介のコンソメ、ヒラメとポーチドエッグ、野うさぎ、パンナコッタ、一口菓子。

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