料理通信6月号(5月発売)に投稿しました。5月1日

スーパーが試みる“環境に配慮した包装” ナチュラル・ブランデング Natural Branding。

 

農薬、合成洗剤などの有害な化学物質の出現による大気汚染や地球温暖化など環境汚染がが騒がれている。年間800万トンのプラスチックが世界の海洋に漂い、このままでいけば2050年には魚の数よりプラスチックごみの量が上回るとの報告もある。
大手スーパー「デレーズDelhaise」は、ごみの発生を抑える手段の一つとして、ビオの野菜と果物に直接ロゴを打つ手段を考案した。レーザーで文字やロゴを野菜の表面に着色するためどんな包装も必要としない。また本体の質や風味、香りを失うことはなく、安全性も高い。
皮が柔らかいトマトなど限界はあるが、かぼちゃ、バターナッツかぼちゃ、ズッキーニ、キュウリなど20種類。初夏から開始し、目標は13トン/年のゴミ縮小。環境に優しい包装は「包装しないこと」という、消費者の意識を変える発信にポジティブな反応が多い。

料理通信3月号(2月発売)に投稿しました

スーパーの屋上を菜園に! 

Jardin potager de Delhaise Boondael

2017年2月

続きを読む

日本通運の会報誌 ハートライナー欧州版(1月号)に投稿しました。2017年1月

レ・プチ・リアン Les Petits Riens


海外転勤で過ごした後の帰国の際は、思った以上にものが溜まっているものだ。捨ててもいいものは、住む地区管理の廃棄処分場に持って行けば無料で引き取ってくれるが、大型家具を取りに来てもらうには有料になる。慈善団体の「プチ・リアン」はブリュッセルを中心に26ケ所の置き場があるので持参するか、当団体の専用コンテイナーが駅やメトロ、街角に置いてあるので、そこに入れることもできる。さらに電話やメールで申し込めば、無料で取りに来てくれるという便利さである。売りたい場合は、区の蚤の市に参加して売る方法もあるが、ミスクネットという日本人のボランティアグループのガレージセールもいいだろう。教会のホールを借りて行われるセールは入場制限をするほどの人気である。

続きを読む

日本洋菓子協会連合会の月刊誌「ガトー」2017年1月号に寄稿しました。



ベルギーと国境を接する北フランスのオパール海岸沿いのソンム湾まで足を延ばしました。英仏海峡に面するソンム湾では、海岸や塩水沼地にのみ自生する草を食べて育つ子羊「プレ・サレPrés salés de la baie de Somme」がつとに有名で、県庁アミアンには5世代続くマカロンの店があります。

料理通信12月号(11月発売)に投稿しました。

カートン入りワインの市場拡大が顕著だ。

安くて大量という理由でバーベキューやピクニックに登場していたカートン入りワインだが、質の向上と銘醸ワインメーカーの参加と、消費者にとりボトルより管理がしやすく置き場の節約、リサイクルも簡単などの理由で、家庭での需要が増えている。

 

BiBoViNo

Parvis Saint-Pierre 2

1180 Bruxelles Belgium 

http://bibovinobelgium.com/

料理通信6月号(5月発売)に投稿しました。5月1日

スーパーが試みる“環境に配慮した包装” ナチュラル・ブランデング Natural Branding。

 

農薬、合成洗剤などの有害な化学物質の出現による大気汚染や地球温暖化など環境汚染がが騒がれている。年間800万トンのプラスチックが世界の海洋に漂い、このままでいけば2050年には魚の数よりプラスチックごみの量が上回るとの報告もある。
大手スーパー「デレーズDelhaise」は、ごみの発生を抑える手段の一つとして、ビオの野菜と果物に直接ロゴを打つ手段を考案した。レーザーで文字やロゴを野菜の表面に着色するためどんな包装も必要としない。また本体の質や風味、香りを失うことはなく、安全性も高い。
皮が柔らかいトマトなど限界はあるが、かぼちゃ、バターナッツかぼちゃ、ズッキーニ、キュウリなど20種類。初夏から開始し、目標は13トン/年のゴミ縮小。環境に優しい包装は「包装しないこと」という、消費者の意識を変える発信にポジティブな反応が多い。

料理通信3月号(2月発売)に投稿しました

スーパーの屋上を菜園に! 

Jardin potager de Delhaise Boondael

2017年2月

ブリュッセル市が2016年初頭に発表した「緑地Good Food計画」。都会での農業の可能性を探りながら市民の健康的な食品への意識改善を図り、同時に都市の過大化防止、大気汚染物質の削減を訴えるものだ。これを受けて大手スーパー「デレーズ」は、スーパーの屋上を菜園に改装。収穫した野菜は17年春から直接店で販売すると発表した。一般野菜とビオ野菜の中間価格での販売となるが、この試みが成功すれば、他支店でも生産する予定。地産地消のモデルケースとして市民や学校見学にも開放されるため、これを見習う店が増えれば、「2035年以前に、目標とする都市農業30%が達成する」とは、環境問題担当大臣の弁だ。

 

◎Delhaise Boondael

Avenue du Bois de la Cambre 120,

1050 Bruxelles , Belgium

https://fr.delhaize.be/

日本通運の会報誌 ハートライナー欧州版(1月号)に投稿しました。2017年1月

レ・プチ・リアン Les Petits Riens


海外転勤で過ごした後の帰国の際は、思った以上にものが溜まっているものだ。捨ててもいいものは、住む地区管理の廃棄処分場に持って行けば無料で引き取ってくれるが、大型家具を取りに来てもらうには有料になる。慈善団体の「プチ・リアン」はブリュッセルを中心に26ケ所の置き場があるので持参するか、当団体の専用コンテイナーが駅やメトロ、街角に置いてあるので、そこに入れることもできる。さらに電話やメールで申し込めば、無料で取りに来てくれるという便利さである。売りたい場合は、区の蚤の市に参加して売る方法もあるが、ミスクネットという日本人のボランティアグループのガレージセールもいいだろう。教会のホールを借りて行われるセールは入場制限をするほどの人気である。

日本洋菓子協会連合会の月刊誌「ガトー」2017年1月号に寄稿しました。



ベルギーと国境を接する北フランスのオパール海岸沿いのソンム湾まで足を延ばしました。英仏海峡に面するソンム湾では、海岸や塩水沼地にのみ自生する草を食べて育つ子羊「プレ・サレPrés salés de la baie de Somme」がつとに有名で、県庁アミアンには5世代続くマカロンの店があります。

料理通信12月号(11月発売)に投稿しました。

カートン入りワインの市場拡大が顕著だ。

安くて大量という理由でバーベキューやピクニックに登場していたカートン入りワインだが、質の向上と銘醸ワインメーカーの参加と、消費者にとりボトルより管理がしやすく置き場の節約、リサイクルも簡単などの理由で、家庭での需要が増えている。

 

BiBoViNo

Parvis Saint-Pierre 2

1180 Bruxelles Belgium 

http://bibovinobelgium.com/

日本通運の会報誌 ハートライナー欧州版(10月号)に投稿しました。10月1日

隠れ家のような優雅な場所で休日をHotel Barsey by Warwick


ルイーズ通りにあるホテルバルセイは、高級ブティックが並ぶ山の手にも、観光のメッカ、グランプラスにも近く、そのうえ広大なソワーニュの森は目と鼻の先という便利な場所にある。
しかし当ホテルの魅力は、なんといってもジャック・ガルシアが手がけた内装だ。 パリやニューヨークなど高級ホテルを担当、「デザイン・ホテル」の先駆けを作ったフランス人インテリアデザイナーだ。


381-383 Av.Louise , 1050 Brussels

日本通運の会報誌 ハートライナー欧州版(9月号)巻頭ページに投稿しました。

「フランスの最も美しい村々」や美食を探すロット川流域の旅
Tourisme de la Valee du Lot

フランスの中央山塊を形成するロゼール山に源を発するロット川は、アヴェロン県、ロット県など5県を東から西へ横断して、ボルドー近くでドルドーニュ川と合流し、大西洋に注ぐおよそ500キロに及ぶ雄大な川である。この流域には中世の城、世界遺産の教会や街、「フ ランスの最も美しい村々」が多くあり、景勝地や温泉も多く、歴史や文化好きな人々の知的好奇心を満足させる。さらに、トリュフやフォワグラ、ワイン、チーズなどの美食の宝庫で、星付きレストランが多いことでも知られている。

(続きはハートライナーにてご覧ください)  9月3日

日本通運の会報誌(8月号)ハートライナー欧州版に投稿しました。

奇跡の再現性を誇るダビンチの「最後の晩餐」のレプリカ

世界遺産に登録されたレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」は、完成から20年もしないうちから損傷が見られ、それがあっという間に広がったため、数世紀にわたり修復が重ねられた。その結果、基本的な輪郭以外は、どこまでがオリジナルであるかわからない状態になってしまった。しかし当時のままの画法と色で、オリジナルのものを継承するレプリカが、ベルギーの東方、トンゲルローの大聖堂に残されている。

(続きはハートライナーにてご覧ください。)

『料理通信』9月号(8月1日発売)ワールドトピックス(ベルギー編)に寄稿しました。 7月19日

6日間のデトックスで臓器を浄化

現代の脂肪過多の食事やストレス、運動不足により、体内臓器には汚れ(毒素)が蓄積され、本来の力を発揮できず、栄養分の吸収・消化が悪くなった結果、脂肪の蓄積や脱ミネラルとなる。疲れた臓器を休め、よりよく機能させるための「デトックス・パック」が注目されている。

日本洋菓子協会連合会の月刊誌「ガトー」に寄稿しました。2016年6月

ヨーロッパからの便り㉑
南仏・ロット川渓谷紀行(その5【冬編②】)

広大なフランスのなかでも「フランスの最も美しい村」が群を抜いて多いのがロット川渓谷沿いの地方です。⑲回ではロット県のサン・シル・ラポピー村を訪ねましたが、今回はアヴェロン県にあるキリスト教の聖地コンクをご紹介します。